
あなたは、なぜ大手へ転職したいんですか?
- 第二新卒で大手に転職するのは無理なのかな?
- 将来のことを考えたら、どんな企業に転職するのがいいのかな?
- 第二新卒は具体的にどんな転職活動をすればいいの?
結論を先に言うと、第二新卒であっても大手に転職することは十分に可能です。
もちろん、未経験でも職種を選べば可能。しかし誰でも転職できるわけではありません。
実際、新卒採用時に比べて求人数が少なくなることは事実です。
そんな中、大手企業だけでなく、第二新卒におすすめの企業や具体的な転職活動の方法を解説していきます。
また大手に転職するメリット・デメリットも合わせて解説しているので、一度「本当に大手企業を目指していいのかな?」と考えるキッカケにしてみてください。
本記事の信頼性

本記事の内容
- 第二新卒で大手に転職するのが無理ではない理由
- 第二新卒におすすめの転職先
- 第二新卒がとるべき具体的アクションプラン
それではいきましょう。
目次
第二新卒で大手に転職するのが無理ではない理由

実際に、第二新卒と聞くと
- 職歴も経験も浅い
- 新卒で入社した会社をすぐに辞めてイメージがあまり良くない
- 努力ができない人だと思われそう
このようなマイナスなイメージが強く「ただでさえ競争率の激しい大手企業への転職は無理だ」と諦める人もいるかもしれません。
ですが、結論をいうと第二新卒であっても大手に転職するのは無理ではありません。
簡単ではありませんが十分に可能です。
ちなみに第二新卒とは大学卒業後に新卒で入社して3年未満の求職者のことを指します。年齢でいうと25〜26歳ぐらいになります。
積極的に第二新卒を採用している大手企業もある
大手に転職できる理由としては、大手の中には積極的に第二新卒を採用している企業もあるからです。たとえば
- トヨタ自動車
- ソニー
- シャープ
- ヤフー
- メルカリ
- 味の素
- ソフトバンク
- ヤマト運輸
- 日本航空
- サイボウズ
- 日本オラクル
- ミクシィ
- 野村信託銀行
- 三井住友銀行
- SMBC日興証券
- 三菱電機
- ファーストリテイリング(ユニクロ)
- スターバックス
- カルビー
- 第一生命
- 住友生命
など数多くの企業が第二新卒の求人を出しています。
これは大手としても第二新卒を採用することで、新卒としての育成コストの削減と若手の採用という2つのメリットがあるからです。
なので、大手に転職をすることは十分に可能といえるでしょう。
求人はあるがライバルも多い
若い人材が不足している中、第二新卒の需要は年々高まっています。
かといって、転職することが簡単か?と聞かれると、もちろん簡単ではありません。
現在の日本では「転職ブーム」と言われるほど中途採用の求人が活発に行われているのと同時に、第二新卒と呼ばれる求職者の数も増えており、ライバルが大勢いるのが現状です。
大手企業で未経験でも求人のある職種
営業職
生命保険や住宅の営業職などは未経験であっても、採用してもらえる可能性が高いです。大手で営業のスキルを身に付けたい人や、収入のアップを狙いたい人にはおすすめできる職種といえます。
販売員
大手のファッションメーカーやチェーン店での販売員も、未経験での採用がある職種です。自身の興味のあるものや、好きなメーカーであれば面接の際に熱意のあるアピールが可能となり、採用される可能性も高くなるでしょう。
プログラマー・エンジニア
これからの時代に必要とされている職業にエンジニア・プログラマーがあります。最近では非常に人気がありライバルもおいですが、未経験でも採用している企業もまだまだあります。しかし、基礎ぐらいは書籍やアプリでも十分に学ぶことができるので、少しだけでも学んでおくことをおすすめします。
大手に転職することは簡単ではないが十分に可能
転職市場において中途採用の求人が活発に行われていることから、第二新卒であっても大手企業に転職することは十分に可能と言えるでしょう。
しかし、決して簡単という訳ではありませんし、ライバルも多く競争率は高いと言えます。
正しい方法で転職活動をしなければ、転職することは難しいでしょう。転職活動のやり方についてはあとで解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
第二新卒におすすめの転職先

あなたは、なぜ大手企業に転職したいのですか?
- 大手のほうが雇用も安定しているし、福利厚生も手厚い!
- 大手に勤務していることがステータスになるから
- 有名な企業のほうがなんとなく安心できるから
など、大手に転職を目指す理由はさまざまですが、ほんとうに大手だけが全てでしょうか?
大手に転職するメリットばかりを考えて転職活動をしてしまうと、入社したあとに「もう少しほかの企業も比較して転職すればよかった…」と後悔してしまうこともあります。
なので大手企業に転職する上での注意点もしっかりと把握しておきましょう。
大手企業に転職する上での注意点
人間関係
大手企業になると社員の数が多くなり、人間関係に苦労する人も多いようです。ライバルも多くなるので、中小企業にくらべて競争は激しくなる傾向があります。
人事制度
大手企業ではまだまだ年功序列の流れが強く、あなたがいくら頑張っても正当な評価で昇進できるとは限りません。あなたに自信があり、実力主義な人事を求めるのであれば大手企業はやめておいたほうがいいかもしれません。
社風・独自文化
大手企業には企業独自の文化や社風があり、それに反する意見やアイディアは受け入れられづらい傾向ににあります。また、一つの意見を通すのにも時間がかかってしまいます。
第二新卒におすすめの業種
営業職
営業職を経験したことのない人は、1度は経験しておくことをおすすめします。
理由は身につくスキルが多いことです。営業では
- コミュニケーション能力
- 提案力
- 最低限のPCスキル
- PDCAを回す
など、ビジネスマンであれば必須とも言えるスキルを身につけることができます。
これらのスキルは今後さらなるキャリアアップを狙って転職する場合においても、必ずあなたを支えてくれる土台になるといえます。
大手企業に入れば会社のネームバリューを使えるのことのメリットはありますが、自信の成長を優先的に考えるのであれば、あえて中小企業に転職し経験を積む方法もあります。
IT系
インターネットの急速な発展によって、人材不足が発生しています。
業界未経験であっても「PCが好きで人より少し詳しい」「プログラミングに興味がある、勉強してみたい」のように、ITに興味のある人であれば経験を積むために転職してみるのもいいかもしれません。
あえて大手企業ではなく、規模の小さな会社を選ぶことで責任のある仕事を早い段階で任せてもらえることもあります。なのでスキルアップを狙うのであれば、必ずしも大手である必要はないでしょう。
第二新卒がとるべき具体的アクションプラン

いざ転職活動を始めようと思っても「何からやればいいんだろう?」と迷ってしまう人のために具体的なアクションプランを解説していきます。
ただ闇雲に転職活動をしていても時間だけが過ぎてしまう可能性も。
ぜひ最後まで読んでもらって最短ルートでの転職を目指しましょう。
大前提として第二新卒についての情報は少ない
まず大前提として第二新卒の求人情報は少ない傾向にあります。
というのも一般的に3年以上の職歴があれば経験アリとして、ある程度の求人候補を探すことができますが、第二新卒は3年未満を指すため、そういった求人には応募できないからです。
ここをしっかりと理解しておかないと、転職活動を始めてもなかなか求人が見つからず、その不安から妥協した転職をしてしまい後悔することになりかねません。
できれば在職中に内定をもらう
第二新卒で転職活動を行う場合は、できれば在職中に内定をもらいましょう。
その理由は下記のようになります。
- 辞めてから転職活動を行うと、収入の無い状態なので焦りが生まれやすく、転職先を妥協しやすい
- 転職先が決まらず、無職期間が長引くと、ますます不利になる
- ネガティブな理由で辞めてしまうと採用に不利になる
なので、余程の理由がない限り、在職中に気持ちの余裕をもって転職活動を行い、内定をもらってから今の会社を退職するようにしましょう。
転職エージェントも活用する
在職中の転職活動になると普段の業務と転職活動が平行することになります。
第二新卒の転職活動においては、しょうがないことではありますが、それでも負担を少しでも減らして冷静な判断をしたいですよね?なので、第二新卒には転職エージェントを使うことのメリットは非常に大きいと言えるでしょう。
デメリットとして転職エージェントもあくまで人なので、相性の悪い人や経験の浅い人に当たることもあります。
しかし、その点はいくつかの転職エージェントを併用することでそのリスクを分散させることもできるので、第二新卒にはメリットの方が大きいと言えるでしょう。
メリットとしては
- 無料で使える
- ヒヤリングの後に希望にマッチした求人を紹介してくれる
- 面接の日程調整
- 給与の交渉(第二新卒には厳しいかも)
- 転職サイトには掲載のない非公開求人を紹介してもらえる
このようなものがあります。なので、転職サイトやハローワークだけでなく並行して転職エージェントを使うことで、在職中でも効率の良い転職活動ができるでしょう。
おすすめはこのあたりです
大手で実績も十分あるので安心できます。
まとめ:転職は簡単ではないことは分かった上で、リスクを減らす転職活動をしよう

第二新卒が仕事を辞めてから転職活動を行うことのリスクをもう一度しっかりと理解しておく必要があります。
経験の少ない第二新卒は転職活動が長引く可能性を考慮して、在職中に転職活動を行いましょう。
そして、その際の負担を減らすためにも、転職サイトなどで求人を探すのと並行して転職エージェントも有効に活用するのが効率的です。
せっかくの無料で使えるサービスなので、こういった便利なサービスを使わない手はありません。
自身の経験のためにもプロの意見を参考にして転職を成功させましょう。