
- ハローワーク・転職サイト・求人広告を見て応募しているけど、全然転職先が決まらない
- まだ20代だから求人も多いはず!なのに半年経っても転職できないのはなぜだろう?
- 転職がうまくいくコツを知りたい
- 売り手市場じゃないの?20代なのに転職先が決まらないのはなぜ?
この記事ではこのような悩みに答えます。
2021年現在、新卒で入社した会社が自分に合わないと感じれば、転職を選択することはあたりまえの時代になりました。
終身雇用の崩壊やブラック企業という言葉も生まれる中で、一つの会社に依存した生き方は危険ともいわれています。
しかし、いざ転職活動をしてみると、確かに20代の求人はたくさんあるが、いくら応募してもなかなか内定がもらえないという人もいます。
こういった人は、もしかすると転職のやり方自体が間違っているかもしれません。
この記事を最後まで読んでもらえれば、なかなか転職先が決まらない人はもちろん、これから転職活動をはじめる人も無駄な時間を使わず戦略的に転職活動を行う方法がわかります。
無駄な時間を使うことなく最短ルートで行動しましょう。
本記事の信頼性

本記事の内容
- 20代で転職先が決まらない人の特徴6選
- 転職活動の長期化によるリスク
- 20代で転職先が決まらない人のための戦略的転職法
それではいきましょう。
目次
20代で転職先が決まらない人の特徴6選

20代で転職先がなかなか決まらない人にはいくつかの共通した特徴があります。
共通した特徴を理解した上で、もし当てはまっている項目がある人は、その項目を改善することにより転職成功へ近づけると思います。
20代で転職先が決まらない人の特徴1:転職理由があいまい
- 周りも転職してるし、ぼくも転職してみようかな
- 具体的には決まってないけど違う仕事もしてみたいな
- もう少し給料の良い企業に行きたい
このようになんとなくの転職活動では転職先は決まりません。
理由としては、本気で転職活動をしている人とくらべた時に負けてしまうからです。
企業としても20代にはスキルよりも「情熱」や「やる気」を重視しているため、転職理由があいまいな場合は、良い企業から内定をもらうことはできないでしょう。
20代で転職先が決まらない人の特徴2:企業分析が不十分
企業分析が不十分だと、面接で落とされてしまうことがあります。
何をしている会社なのか?や企業理念を調べるのはもちろんですがそれだけでは不十分です。
さらに踏み込んで、社長のあいさつをチェックしてみたり、今ではTwitterやブログをやっている経営者も多いのでそういったものを見てみる。
そして、気になったところを2~3箇所ピックアップして、なぜ気になったのか?を説明できるようにしておくと良いでしょう。
20代で転職先が決まらない人の特徴3:面接の重要性を理解していない
書類選考を突破したからといって安心していてはいけません。
そのあとの面接をおろそかにしていては内定をもらうことは難しいでしょう。
企業としても面接は、態度や仕草・人柄など書類では分からない部分を見て、採用するかどうかの重要な材料にしています。
とはいっても、身だしなみや声の大きさなどの簡単なポイントを押さえれば大丈夫です。
20代で転職先が決まらない人の特徴4:条件が多すぎる
あまりにも条件が多すぎる人は転職が決まりにくいと、いえるでしょう。
全ての条件にあった企業だけを狙って転職活動をしていては、内定をもらえる確率がどうしても下がってしまい、転職活動自体が長期化してしまいます。
そして、内定がもらえない焦りから、当初の条件を大幅に妥協して転職してしまい、結果的に後悔してしまうことになってしまいます。
20代で転職先が決まらない人の特徴5:そもそも選考を受ける企業が少ない
やみくもに複数の企業に応募すればいいというわけではありませんが、応募する求人が少なすぎると、もし内定がもらえなかった時に振り出しに戻ってしまい、転職活動が長引いてしまう可能性があります。
人によって転職活動に使える時間は違いますが、自分のペースで活動できる範囲で複数の企業に応募しておくほうがよいでしょう。
20代で転職先が決まらない人の特徴6:転職方法が間違っている
転職といえばとりあいず地元のハローワークに行く人も多いと思います。
サポート体制はしっかりとしていますが、平日しかサービスを受けられない点など、仕事をしているサラリーマンには使いづらいこともあると思います。
あとは、転職サイトに関しても、全てを自分でやらなくてはならない点で、本人の負担が大きくなりがちです。
なので、結論をいうと転職エージェントを使うことで効率的に転職活動を行うことができます。
ですが、まだまだとりあいずハローワークという風潮が強く残っているため、転職エージェントを使う人が少なく、結果的に20代でもなかなか転職先の決まらない人が増えています。
転職活動の長期化によるリスク

転職活動をしている人の中には
- なんとなく、今の会社より条件の良い企業があれば転職してみてもいいかな
- もし転職活動をして内定をもらえなかったら、とりあいず今の会社で我慢しよう
- まだ20代だから焦らなくても大丈夫、プライベートを犠牲にしない程度にゆっくりやろう
- そのうち良い求人に巡り会えるよね
このように、考えている人もいると思います。もちろん転職活動は自分のペースでおこなうものですが、しっかりと転職活動長期化のリスクも理解しておきましょう。
退職金や失業手当を使い切ってしまうリスク
貯金や退職金、失業手当をあてにして転職活動をしていた場合は、転職活動が長期化してしまうと生活資金がショートしてしまうリスクがあります。
また、生活資金が無くなってしまう焦りから、あまり条件のよくない会社で妥協してしまうリスクもあるでしょう。
年をとることのリスク
まだ大丈夫と、本腰をいれずに転職活動をだらだらと続けてしまい、気づいたら30代になっていた。なんてことも十分にありえます。
その間に、勉強をしてなにかスキルを身につけていればいいのですが。そうでない場合は、単純に年をとることは応募できる企業が減ってしまうリスクがあります。
チャンスを逃してしまうリスク
チャンスというのは、いつ自分のもとに巡ってくるかわかりません。
巡ってきたチャンスを「もっと条件の良い求人があるかもしれない」と逃していませんか?少しでも条件の良い企業に入りたいと思うのは当然の心理です。
しかし、大切なのは自分の条件にマッチした企業で働くことで、最高の条件の会社で働くことではありません。
最高の条件を求めて転職活動を長期化させてしまい、あっという間に30代になり、チャンスもなくなってしまい、結局妥協して転職してしまうという事態にならないようにしましょう。
20代で転職先が決まらない人のための戦略的転職法

最後に、20代で転職先が決まらない人のために具体的な解決法を紹介します。戦略的に転職活動をおこない、最短ルートでの転職を目指しましょう。
マインドセットと目標設定
まずは、なぜ転職するのかをハッキリさせておく必要があります。
- 入社してみたが、今の仕事は自分にあってないと感じる
- いまの職場の人間関係が嫌だから
- キャリアアップのため
- チャレンジしてみたい仕事が見つかった
など、理由はさまざまですが、なぜ転職活動をするのかを、もう一度確認しておきましょう。
なぜなら、この理由があいまいだと、最終的になぜ転職活動をしているかがわからなくなってしまい、その間の数ヶ月が無駄になってしまうかもしれないからです。
次に目標設定です。目標設定がしっかりしていないと、いつまでたっても転職先は決まりません。
転職活動をする期間は?
3カ月?半年?だらだらと転職活動をしていても時間を無駄に使ってしまうことになりかねません。
期間を決めて、短期集中でおこないましょう。
職種は?
製造業?飲食業?営業?つきたい職種も決めておいたほうがよいでしょう。
とくにないという人は、絶対に就きたくない職種ぐらいは決めておきましょう。
求める条件は?
完全週休2日制?夜勤なし?年収350万円以上など、求める条件をいくつか書き出してみて、その中で優先順位を決めておきましょう。
このように、転職の条件選定をしっかりとしておくことが、戦略的に転職活動をしていく上で重要です。
自己分析
自己分析をしておくことは転職する上で必須です。
自己分析をして
- 今の自分にはどのようなスキルがあるか?
- 幼少期から思い出して、自分は何が得意で何が苦手か?
- 何が好きで、何が嫌いか?
- これから、何を学びたいか?
- 絶対にやりたくない仕事は?
このように、自分のスキルや考え方を棚卸ししておくことは、将来を考える上でも非常に重要になってきます。
たとえば自己分析した結果が
- スキルはちょっとパソコンが使えるぐらい
- 小さい頃から人と喋るのが好きだったし、友達も多い方
- 不器用なので、細かい作業は苦手
- 同じ作業を繰り返すのもあまり得意ではない
- これといって学びたいことは無いけど、仕事に必要なら積極的に学んでいきたい
だとしたら、コミュニケーション能力や学習意欲の必要な営業職などが候補に上がるでしょう。
自己分析に関しては、転職するしないに関わらずビジネスマンであれば全員がやっておくのがおすすめです。
これから行動していく上での判断基準が明確になり「これは自分には向いていない」「これなら大変そうだけど自分のスキルを活かせそう」と自分に合った仕事を選択できるようになります。
20代前半の人の中には「誇れるスキルなんてないよ…」という人も当然いると思います。大丈夫です。そういった人はこれから身に付けたいスキルで仕事を選んでみるのも良いでしょう。
20代は転職エージェントを使い倒す
ここまで来れば、自分の得意なことや不得意なこと、そして、ざっくりでいいので就きたい職種が決まっていると思います。あとは、このフィルターを通して求人を探していきましょう。求人の探し方は大きく分けて3種類あります。
ハローワーク
転職を考えた際に、まずはハローワークに行くのがもっとも身近な求人を探す方法ではありませんか?
ハローワークは厚生労働省が運営する職業紹介機関で転職に関してしっかりとサポートしてくれます。
確かにハローワークで転職の条件を伝えると、その条件に合った求人を紹介してもらえるかもしれません。
しかし、ハローワークには良くも悪くも多くの求人があり、その中には条件のあまり良く無い求人(給与水準の低い)も多く含まれています。
結果的に中小企業が多くなり、地元で働きたい人や、とにかく仕事に就きたい人にとってはニーズがあるといえますが、より好条件で大企業を狙いたい人には選択しが多く絞りづらいといえます。
転職サイト
民間企業が運営する転職支援サービスです。リクナビNEXTやdodaなど名前ぐらいは、聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。
民間企業が運営しているため、企業側がお金を払って求人を掲載している点が、ハローワークとの違いです。
必然的に求人数は少なくなりますが、求人の質は高くなります。
デメリットは、すべてを自分で行わなければならないことですが、マイペースで進めたい人にとっては逆にメリットにもなるでしょう。
転職エージェント
最後に転職エージェントですが、簡単に説明すると転職支援のプロがあなたの条件や要望をヒヤリングしたのちに、最適な求人を紹介してくれ、さらに面接の日程調整、給与の交渉まで無料でおこなってくれるサービスです。
結論をいうと、このサービスを使わない理由がありません。
- 平日忙しくてハローワークに行く暇もない人でも、転職エージェントならスマホから簡単に利用できる
- メンドウな面接の日程調整を勝手にやってくれる
- 給与の交渉など、直接伝えにくいことまで代わりにやってくれる
- エージェントだけの非公開の求人がある
など忙しいサラリーマンは、必ず使ってほしいサービスです。
「これだけのことを無料でしてくれるのはおかしい」「実は転職エージェント側に都合の良い求人を紹介されるんじゃないの?」このような疑問を持つ人もいると思いますが、無料である理由はエージェントへの報酬は、企業から支払われるからです。なので無料で利用できます。
さらにエージェント側も適当に紹介してすぐに辞められては報酬がもらえないため、必然的に取り扱っている求人もホワイト企業が多くなります。
しかし、もちろんデメリットもあります。転職エージェントも人なので、人によって力量の差があり、経験の浅いエージェントにあたってしまうとストレスを感じることもあるかもしれません。
また複数のエージェントを掛け持ちしていると、日程調整の電話などがメンドウに感じることもあるでしょう。
向こうも本気であなたを良い企業に転職させようと一生懸命なので、マイペースで進めたい人にとってはうっとうしく感じる人もいます。
なので、
- 無駄な時間を使わず最短ルートで転職したい人
- 大企業を狙っている人
- なかなか思うように内定がもらえない人
このような人に限っては、最優先で使うべき転職サービスといえるでしょう。
まとめ:とりあいずハローワークから、とりあいず転職エージェントにマインドを切り替えよう

これまでの考え方を変えて、とりあいずハローワークからとりあいず転職エージェントに切り替えましょう。
そして、転職エージェントであれば簡単な登録をすれば、今すぐに行動を始めることができます。
初めての人にオススメの転職エージェント
まずは安心感のある、大手のエージェントから使ってみましょう。
戦略的に転職するなら3社全部、ためしに使ってみるならリクルートエージェントがおすすめです。
もう無料であることを怖がって使うのをためらっている人はいないはずです。
しっかりとメリット、デメリットを理解した上で転職エージェントを使い倒しましょう。