転職サイトと転職エージェント、どちらも転職を支援するサービスです。ここでは、詳しい違いや特徴を知らない人のために
- 「それぞれの特徴や活用方法を知りたい!」
- 「自分にはどっちがあっているんだろう?」
- 「どうやったらうまく使い分けれるの?」
このような疑問に答えていきます。
それぞれの特徴を理解し、うまく使い分けることで、いまの自分にベストな企業を見つけることができます。
転職を成功させるためにも、この2つの違いを、きちんと理解しておきましょう。
目次
転職サイトと転職エージェントの違い

どちらも転職を支援するサービスですが、それぞれに明確な違いがあります。
特徴に加えて、メリット・デメリットもあわせて紹介 。
なので、知らなかった人はもちろん、知っていた人でも新しく「こんなこともできるの?」という発見があるかもしれないので、目を通してみてください。
転職サイトとは簡単に応募できる転職サービス
転職サイトとは、転職を希望する人が自身で求人を選び、簡単に応募することのできる転職サービスのことです。一般的に転職サービスといえば、こちらをイメージする人が多いと思います。
転職サイトの特徴
たくさんある求人の中から自分にあったものを絞り込むことができます。
働く地域や職種にくわえて、たとえば
- 女性社員の割合が多い会社
- マイカー通勤ができるか?
- 未経験者歓迎
- 週休2日制
などで検索できます。上記はほんの一部で、多くの項目で絞り込むことによって膨大な求人から自分にあったものを探すことができます。
転職サイトのメリット
転職に関する知識を学べることもできます。
たとえば
- 転職での基本的な考え方や企業の選び方
- 履歴書の書き方(サイトによってはテンプレートを用意)
- 面接でのポイントや対策
このように一通りの知識を学ぶことができます。
条件を指定して、マッチした企業からオファーをもらえる。
これにより「自分のスキルや職歴は、このような企業に必要とされているんだ」と、自身の市場価値を知ることもできます。
なので「ほんとうは、あの企業に入れたかもしれない、、」と後悔することもなくなるでしょう。
サイトによっては、10万を超える求人から企業を選ぶことができる。
そして、検索機能を使ってすばやく、自分の条件にあった求人を探すことができます。
また、無料で使うことができるので、あせることなく探すことができるのも大きなメリット。
無料会員登録することで使える機能
- キャリアカウンセラーへの相談
- 履歴書のツールやテンプレート
- 自己分析ツール
などを使うことができるようになります。
転職サイトのデメリット
あくまで自分が主体となっておこなうので
- 自分がどんなジャンルの仕事に就きたいのか、決まっていない
- 何が得意で何が苦手なのか、わからない
- そもそも転職が初めてなので、1人でやるのが不安
このような人には少し使いづらいと思います。なので、このような不安のある方には後で紹介する転職エージェンととの併用をオススメします。
転職サイトは今すぐ始めたい人にオススメ
転職サイトは自分主体で使うものです。なので、急いでいて今すぐに転職活動を始めたい人。自分のペースで活動していきたい人に特にオススメです。
ほかにも、たとえば
- 過去に転職をしたことがある
- 自己分析ができている
- はっきりとした条件が決まっている
このような人は、転職サイトを使うことで自分にベストな企業を見つけることができるでしょう。
転職エージェントの特徴

転職エージェントでは、登録すると1人ひとりに担当がつくのが、大きな特徴です。無料で転職支援のプロがキャリアカウンセリングしたのちに、最適な求人を紹介してくれます。それだけでなく
- 面接日程の調整
- 給与の交渉
- 企業への質問
- 面接の練習や履歴書の添削
など、面接~内定までをしっかりとサポートしてくれます。
「ここまでやってくれるのに、無料なのはおかしい」と疑問に思う人のために、ちょっと解説
※転職エージェントへの報酬は、企業からの成功報酬型のビジネスモデルになっています。なので企業側もリスクを減らすことができるため、強引に転職を勧められたりするようなこともなく、私たちは安心して無料で利用することができます。
転職エージェントのメリット
転職支援のプロが求人を選んでくれるため、入社後のミスマッチを防ぐことができる。
あなたのスキルや要望を細かくヒヤリングした後に、ベストな求人を選んでくれるため、入社後に「思っていたのと違う」「やりたい仕事ではなかった」などの失敗を防げます。
これは転職エージェント側も、すぐに辞められては困る(信用が無くなることや、成功報酬の返還など)からで、当然ホワイト企業が多いです。
また転職サイトを見て自身でやる転職活動よりも、はるかに効率が良くなります。それは上で説明したように、最初にキャリアカウンセリングをしたあとは、転職エージェントが活動してくれるためです。
さまざまな相談や質問もすることができて、内定をもらうための、面接の練習や履歴書の書き方なども教えてもらうことができます。なので、今の仕事やプライベートが忙しい人には、特に大きなメリットになるでしょう。
あとは自身のスキルや職歴によって、転職サイトに載っていない非公開の求人を紹介してもらえることもあります。
転職エージェントのデメリット
転職エージェント側がある程度、フィルタリングしているため、転職サイトに比べると応募できる求人が少ない。
担当者のスキルに多少の差がある。担当者の中にも、新人もいればベテランもいるので、どうしても人それぞれ能力の差が出てしまうことがあります。
また自分のペースで活動できないことも、人によってはデメリットになるでしょう。複数社の面接が進んでいた場合などは、毎日のように日程調整の連絡が届きます。マイペースで転職活動をしたい人は、無理して使わず、転職サイトを使うことをオススメします。
転職エージェントは転職が初めての人におすすめ
転職が初めての人は、とくに転職エージェントを使うのはおすすめです。理由は、初めての転職というのは、とても不安ですよね。たとえば
などの不安を転職エージェントは、次のように解決してくれます。
これらを無料で使えます。
あとは、自分の市場価値を知りたい人にも転職エージェントはピッタリです。職歴、スキルから今の自分の市場価値を客観的に判断してもらえるでしょう。
キャリアアップを目指している人には、転職エージェントを使うことで、次に身につけておいた方がいいスキルや経験を習得できる求人を探してもらうことができます。
転職サイトと転職エージェントの上手な使い分け

ここまで、それぞれの特徴を説明してきましたが、最後に転職サイトと転職エージェントをうまく使い分ける方法を説明します。
オススメの転職サイト・転職エージェント
転職サイトのオススメはこの2つです。
理由は、求人の数・質ともにトップであることです。企業の業績など細かいところも見れるので、まずは情報収集のかねて、いろんな求人を見てみましょう。
「リクナビNEXT」「doda」は知っている人も多いと思いますが、まだ登録していな人は3分程度で登録できるのでしておきましょう。
あとは、自身の年齢や性別、希望の職種があればそれに合わせて1~2サイト登録しておくのもオススメ。
20代であれば「マイナビジョブ20's」
女性であれば「女の転職type」
IT系であれば「Green」
などがあります。しかし注意点として登録しすぎると、求人に迷ったり、メールがうっとうしく感じるので多くても3~4サイト程度にしておきましょう。
そして、転職エージェントを使うかどうかなんですが、基本的には利用する方がメリットが多いです。しかし、次のような人は、無理して使う必要はありません。
などに当てはまる人であれば、転職サイトだけで十分でしょう。
そうでない人のための、使い方は転職サイトと転職エージェントを両方使うことです。
具体的には、転職エージェントが紹介してくれる求人を見つつ、自身でも転職サイトを利用して求人を探し、転職エージェントに聞いてみる。
こうすることで、自身でもさまざまな求人を見ることができます。そして、いいなと思った求人が本当に自分にあっているか、転職のプロが判断してくれます。
- 「この企業でしたら、こちらの企業にされた方がスキルアップになりそうですよ。」
- 「すこし条件とズレますが、気になる職種であれば全然いいと思います。」
このような感じで、受け身にならずにこちらからも積極的に提案していけば、後悔のない良い転職ができます。
ちなみに、転職エージェントのおすすめはこちら
どれも大手なので安心して利用できます。
まとめ:うまく使いこなして後悔のない転職にしよう

転職サイトと転職エージェントの違いをきちんと理解して、使いこなすことによって、人生の中でも大きな転職というイベントを成功させましょう。