
- 営業から事務への転職は難しいのかな?
- 営業にやりがいを感じてる。でも将来のことを考えると、時間管理のしやすい事務職に転職しようかな
- 営業から事務へ転職すると、収入は減少するのかな?
このような悩みに答えます。
営業の仕事は、スケジュールの管理や資料の作成、毎月のノルマなど仕事内容は非常にハードなことが多いです。
実際にやってみて
- 「自分には合ってないな…」
- 「そもそも、人と関わるのが苦手…」
- 「毎月のノルマがプレッシャー」
このように自分に合っていないと感じる人は多くいます。
反対に、全てを自分で管理できること、数字を意識することにやりがいを感じている人もいるでしょう。
どちらのタイプであっても共通してある悩みに、規則正しい生活ができないことによる、健康面での不安があるのではないでしょうか。
「今はまだ大丈夫だけど、将来のことを考えると不安…」そう考えて、事務職のようなバックオフィスへの転職を考えることは自然なことです。
ここでは営業職から事務職への転職の難易度や、転職によって変わること、仕事内容や求められるスキルを見ていきましょう。
本記事の信頼性

本記事の内容
- 営業から事務への転職は簡単ではないが可能である理由
- 営業から事務への転職で変わる3つこと
- 営業から事務への転職の具体的アクションプラン
それではいきましょう。
営業から事務への転職は簡単ではない3つの理由

結論を先に言うと、営業から事務への転職は可能です。
しかし、簡単ではありません。
理由としては、営業から事務に限らず、異なる業種への転職は今持っているスキルや経験を活かすことができない場合が多いからです。
営業から事務への転職は簡単ではない理由1:PCスキルが必須
事務職は最低限のPCスキルが求められます。
オフィス系ソフトである、WordやExcelを使えることは必須であることも多いです。
パソコンを触ったことのない人は、書類審査の段階で落とされる可能性もあるので、事務職への転職を考えるのであれば事前に、パソコンスクールなどで学んでおく必要があるでしょう。
営業から事務への転職は簡単ではない理由2:正社員の採用枠が少ない
事務職は会社の業績に直結する、営業職や開発、企画職のような専門職ではありません。
そういった社員のサポートをしながら、会社を支えるのが事務職の仕事になるので、専門職に比べると採用人数は非常に少ないといえます。
また、事務スキルさえあれば派遣社員や契約社員での採用のほうが人件費のコストが抑えれるため、正社員での採用枠は少なくなります。
なので、いきなり正社員での採用を目指すのであれば、事務職への転職は簡単ではないといえるでしょう。
営業から事務への転職は簡単ではない理由3:年齢が若い人から採用される
企業として採用したい人材は、スキルを持った即戦力の人、もしくは長く会社で働いてくれそうな若い人。
この2つです。特別なスキルがない場合においては、30代よりも20代の人の方が採用されやすい傾向にあります。
なので、転職活動を始めるのはできるだけ早いほうがいいと言えるでしょう。
営業から事務への転職で変わる3つのこと

転職した後で「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、営業職から事務職への転職によって具体的に何が変わるのかをしっかりと把握しておきましょう。
1.収入の減少
営業職から事務職へ転職することによって収入面では減少することが考えられます。
理由は営業職の時は貰えていたインセンティブが無くなるからです。
事務職では成果報酬型の報奨金がもらえることはほとんどないので、転職する際はその辺りも考慮しておく必要があります。
2.残業や休日出勤が少なくなる
基本的に営業職と比べて事務職は時間管理がしやすくなります。
特別な事情がない限り、残業は少なく休日出勤もないでしょう。
しかし、業務内容が少ないわけではなく、仕事内容は
- 書類作成
- データ管理
- 電話対応
- その他福利厚生の管理
など、営業職に比べると幅広くなるといえるでしょう。
3.ノルマや達成目標が無くなる
営業職とは違い、事務職には明確なノルマや達成目標はありません。
なので仕事の変化は少なくなり、人によってはモチベーションを維持するのが難しくなるでしょう。
一方で、ノルマ達成のプレッシャーやストレスからは解放されるので、事務職への転職を考える際は、自身の仕事への価値観をしっかりと考えて選択する必要があります。
事務職へ転職するための具体的アクションプラン

事務職は、残業や休日出勤の少なさから非常に人気があります。
なので、事務職への転職は簡単ではありません。
しかし、戦略的に転職活動を行うことができれば、事務職へ転職することは十分に可能です。
パソコンのスキルを身に付ける
やはり事務職では即戦力が求められます。
企業側もパソコンは使用できる前提で求人を出しているため、あえて必要スキルとして記載していないこともあります。
そのため事務職への転職を考えるのであれば
- Word(ワード)
- Excel(エクセル)
- PowerPoint(パワーポイント)
このようなマイクロソフトが提供する、Office(オフィス)系のソフトは使えるようになっておきましょう。
では、どのくらい使えることができればいいのかというと
Word(ワード)、Excel(エクセル)で簡単な資料の作成をすることができればいいでしょう。
さらに、Wordでは目次付きの資料の作成、Excelでは関数を使った自動計算を使いこなすことができれば十分にスキルがあると言っていいでしょう。
派遣社員や契約社員として働いてから正社員になる
上記で説明したように、事務職での正社員での求人はあまり多くありません。
なので、あまりにも正社員での採用にこだわってしまうと、転職活動が長引いてしまい時間や余計なコストも掛かってしまいます。
なので、まずは派遣社員でもいいので働いてみて、そこで信頼を得ることで正社員として採用してもらう方法もあります。
もし、最終的に正社員として採用してもらえなかったとしても、事務職という仕事を経験したということが、今後の転職活動やキャリア選択においても大きな武器になるでしょう。
事務職の友人や知人に声をかけておく
最後は少し特例ですが、すでに事務職に就いている友人や知人に空きができたら声を掛けてもらう方法です。
中小企業では割とよくあることで、急な欠員などで企業が求人を出す前に友人に紹介してもらって、まずはパートでもいいので採用してもらいます。
そこでしっかりと業務を覚えて信頼を勝ち取ることができれば、正社員として採用してもらうことはそう難しくはありません。
まとめ:事務職への転職は戦略的に行う

説明したとおり事務職への転職は簡単ではありません。
しかし、しっかりとスキルを身に付けた上で転職活動を行えば十分に転職することは可能です。
いきなり正社員を目指さすのは難しいと感じた人は、まずは派遣社員や契約社員でもいいので働いてみるて、そこでしっかりと仕事に取り組み、認めてもらうことができれば正社員として雇ってもらうことも十分に可能です。
またそれでも不安な人は、転職エージェントに相談してみるのもいいかもしれません。参考記事はこちら>>転職サイトと転職エージェントの違い【うまく使い分ける方法も教えます】
戦略的に転職活動を行うことで、事務職への転職を目指しましょう。